☆塩抜きのポイント
●味を整えて生臭さや腐敗を防ぐ!
塩漬けした食材の塩分を取り除く工程を「塩抜き」といいます。
一度濃い塩漬けしをしてまた塩を抜くという作業は、一見無駄のように思えますが、食材の内側と外側が出来るだけ均一になるようにする為の工程になります。
塩抜きは味を調える他、素材の生臭さ成分や腐敗の原因となる可溶性物質を取り除く効果もあります。
●塩抜きの方法は
①ボールやバッドなどに水を溜めて食材を浸ける方法。
②水を流しながら行う方法(時間短縮)。
ボールなどのサイズは大き目で行う方が、塩が早く抜けやすくなります。
流水で塩抜きする場合は、流水を直接食材に当てないようにしましょう。
塩加減は濃いめ薄めと、お好みに応じて時間を決めましょう。
可能な食材なら少し切り取り、噛んでみて塩味を確認してみるのもいいでしょう。
☆ふり塩法とソミュール法の塩抜き方の違い
ふり塩法は塩抜き時間は長めに。
ソミュール法の塩抜き時間は短めに。
美味しい燻製にするためには、手間暇かけての作業が必要です。
手を抜かずに作ることによって良い燻製が出来る事でしょう!